V2H検討開始!!

V2H

そもそもV2Hとは、どういうものかを簡単に説明します。V2Hはビークルトゥホーム(Vehicle to Home)の略称で、EVやPHEVのバッテリーの電気を住宅に接続し、照明や家電製品を動かす電気として使用することができるシステムです。詳しい説明は専門のサイトにお任せします。(^_^)/  私がどのようにV2Hを知ったか正確には覚えておりませんが、トヨタプリウスや三菱アウトランダーのカタログで見たのが最初のような気がします。2020年当時トヨタや三菱のディーラーの担当者に「V2Hって環境に良さそうですが、検討したり購入したりする人はどれくらい居ますか?」と質問したところ、「ほとんどいませんね。50人か100人に1人くらい・・」との回答でした。住宅検討も並行していましたが、住宅メーカーの担当者もほとんどがV2Hという単語を知らない人がほとんどでした。それでも、せっかく住宅と車を同時期に購入するのであれば、導入するしかないと思い検討し始めました。


V2H何から検討すれば良いの・・・?

V2Hの基本的な仕組みは理解しました。で、何から検討するのか調べていきました。V2Hはまだシステムとしては歴史が浅く、2012年頃からニチコンで販売され始めたようです。他メーカにはデンソー、東光高岳があるようですが、三菱は2021年に撤退と製造メーカーの選択には、あまり悩まない状況でした。まずはネットで情報収集しましたが、正直良く分かりません・・・。系統連系/非連系の違いなどは、何となく系統連系のほうが良さそうだな~くらいしか判断できなかったので、いつもお世話になっている三菱自動車の販売店に紹介された業者さんに相談することにしました。その業者さんではニチコン製品を扱っているらしく、ニチコン製品EVパワー・ステーションのなかで機種を検討することにしました。EVパワー・ステーションにはスタンダードモデルとプレミアムモデルの2機種ありましたが、機能面でプレミアムモデルを選択しました。価格は倍くらい高いですが、結果的には良かったと思っています。V2Hは本体以外に必ず工事が伴いますので、まずは近所の業者さんに見積の相談するのが良いのではないかと思います。

EVパワー・ステーション プレミアムモデルの良い点・懸念点

導入してみて良かったと思うのは操作性です。スタンダードモデルでは本体スイッチでしか操作できませんが、プレミアムモデルだと本体スイッチのほかにスマホで操作ができます。例えば、自宅のガレージが家とつながっていて、すぐに操作に行ける場合はスタンダードモデルでも良いかもしれませんが、その他は場合はプレミアムモデル一択かと思います。うちの場合は、ガレージ無し、雨ざらし駐車場で使用しています。本体スイッチは、いたずら防止のため、操作できない状態にしており、スマホが無いと操作できないというリスクがあります。また、スマホは自宅の分電盤の隣に設置する通信アダプタと同一Wifiにつながっていないと操作できないため、外出先からは操作できない仕様です。スマホは4 台まで接続できるので、メインのスマホを紛失した場合にも使用できるように、予め複数スマホから操作できるようにしておいた方が安心かと思います。

EVパワー・ステーション プレミアムモデルの基本機能

基本機能について簡単に記載します。

・充電機能:太陽光発電または電力会社からの電気を車両に充電させる機能。倍速充電ができる。(バッテリー容量が大きい車にはGood! 業者さんの話では、急速充電よりもバッテリーの負担が小さいとのこと) 充電時にブレーカが落ちない。(夜間、エコキュートなどと一緒に電力を使用した場合にブレーカが落ちないようにコントロールするらしい)

・放電機能(PV余剰充電機能ON):車両に蓄えられた電力を取り出し、家庭に放電(給電)する機能。太陽光発電(PV)がある場合、太陽光発電の余剰電力*が発生したときに、売電せず車両に充電するように自動で切り替わる。

・放電機能(PV余剰充電機能OFF):車両に蓄えられた電力を取り出し、家庭に放電(給電)する機能。太陽光発電(PV)がある場合、太陽光発電の余剰電力*が発生したとき売電する。

・タイマー充放電機能:毎日設定した時間に充電または放電の開始/停止を行う。

・グリーンモード:タイマー設定時間内で、太陽光発電の余剰電力が大きいときに車両に充電する。放電(給電)しないので、車両の電池残量を減らしたくないときに有効な機能。

・停電時自立運転機能:停電時に車両に蓄えられた電力を取り出し、家庭に給電する。

* 余剰電力=PV発電電力-家庭消費電力

日常で最も設定することはタイマー充放電ですが、住居、車両、季節、天気など複数条件により何が正解なのか変わってくると思います。次に考えるのが「PV余剰充電機能のON/OFF」と「グリーンモード」です。ニチコンのホームページには、「太陽光発電設置の有無」「FIT状況(継続中or終了)」「家庭の電気契約(通常or時間帯別)」によって推奨4パターンを公開していますが、これから本当に何が最適なのか素人なりに検証していきたいと思います。


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