まずはPHEVを検討
以前乗っていた三菱アウトランダーが14年経過16万キロ走行と、いろいろガタがきていたため、車検に合わせて買い替えを検討。車検切れの2022年3月をターゲットに2021年秋ごろから情報収集開始。当初はハイブリッド車も検討していましたが、V2H導入に向けてEV車とPHEV車に絞ることに。さらにEV車については、まだ充電インフラが整っていない(帰省や遠出したときに充電場所を考慮する必要がある、充電時間が待ち時間となる)ことから、PHEV車に絞りました。候補は三菱アウトランダー、トヨタRAV4、トヨタプリウスの三択。趣味のキャンプやスキーを考慮すると、車載スペースの狭いプリウスが脱落。RAV4はアウトランダーに比べると、やや価格が高いこと、もともとアウトランダー乗りだったことで多少愛着もあり、アウトランダーに一本化。ちょうど出はじめた新型も考慮しましたが、半導体不足により納車時期が読めないこと、一声500万円にビビってしまい、中古車に方針決定!!
アウトランダーPHEV中古車選び
当初PHEVについて全く知識が無かったが、少しずつ知識を得る。バッテリーは普通のバッテリーと駆動用バッテリがあること。駆動用バッテリーには、容量保証*があり、条件を満たせば交換してもらえること。そのため、走行距離と登録年度を意識して、中古屋さんとネットで中古車を探すことにする。駆動用バッテリーの残存率の確認はディーラーに持ち込んで一晩かけて測定するとのこと。しかも有償で1~2万円かかるらしい。かなりめんどい!!(自前で測定できる強者もいるらしいが、まだ自分にはそのようなスキル無し・・・) アウトランダー中古車の情報を見ると、ほとんどの車毎に残存率○○%の記載があるので、それも参考にする。また、雪国で使用されていた場合、凍結防止の塩カルが多く撒かれるため、下回りが錆びている可能性が高いと考え、できるだけ北海道や新潟、長野以外で登録されていた車を探すことにしました。なかなか良い条件の車が見つからかったが2022年2月、ようやく条件を満たす5年落ち3.5万キロ、バッテリー残存78%の車を車検2年付きで諸経費込み263万円で購入!!
*容量保証:初年度登録後8年以内
(但し走行16万km以内)で駆動用バッテリー容量の70%を下回った場合、無償で修理・交換を実施
アウトランダーPHEVについて後で思ったこと
1年間、乗ってみた感想(メリット、デメリット)は以下のとおりです。
まずは一番大きいのは、
- ガソリンを買う量が減った。満充電で約40Km走行。市内のちょい乗りが多いので、ほとんど電気で走れています。ちょうどガソリンが高くなった時期だったので、非常に助かりました!! なお、アウトランダーPHEVは3か月以上給油しないと強制的にカソリンで走る仕様になっています。古いガソリンを消費するためです。乗り始めて1年間たちますが、あまり遠出しなかったこともあり3か月おきに20リットル補充で足りています。
次にデメリットというか、乗らないと気付かなかった点、
- 意外と電気で走らない。ネットの口コミでは、新車時で60Kmくらいと出ていたので、5年落ち40Kmは妥当なのかな、とは思います。但し、山道の登坂になったとたん、電気がみるみる減っていくのを見ると悲しくなります。(涙)
- 駆動バッテリー容量が小さい。私の愛車の容量は13.8kWhです。購入時にその観点での検討はしてませんでしたが、重要な要素だと思います。他の車種の情報は調べてませんが、新型アウトランダーは20kWhあるようです。会社同僚のベンツEV車オーナーに聞くと50~60kWhとのこと。V2Hのところにも書きますが、家庭用蓄電池と比較すると、まあまあの容量ですが、車のバッテリーとしてはもう少し大き目が良かったのかと思います。
- 細かい点で恐縮ですが、暖房設備について思うことがあります。アウトランダーPHEVにはシートヒーターとハンドルヒーターが装備されています。バッテリー温存のための設備と聞きましたが、手とシートに接している部分以外、特に足元は冷えるので、ヒーターを付けるしかないのですが、空調を入れるとガソリンを消費する仕様となっています。まあ、寒さを我慢するのも辛いので仕方ないですかね・・・。
コメント